脳の可能性2

こんばんは

この間のブログに引き続き、手のことについて。

手には、モノをつかんだり、持ち上げたり、操作したりといろんな機能があります。

手とモノの関係性というのは足よりも密接です。(足も床との接地という重要な面もありますが)

つかむモノによって、指の曲げ方も、手首も、使う指も違います。

ですので、この関節の感覚でこの指がどのくらい曲がっているか、ということを認識する必要があります。

前回も少し書きましたが、モノによって持ち方も変わり、その手の機能に加えて肩や肘によってそのモノに手が届くように持っていきます。

モノの位置を目で見て、脳で判断して空間の中での位置を認識して肩と肘をこのぐらい曲げる・伸ばすということをしてから、そのモノの形状に合わせた手の形にして、つかみます。

ペットボトルを持ち上げるときと、コーヒーカップを持ち上げるときとはつかみ方が全く違いますよね。

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さらに、そのペットボトルやカップの中身がどのぐらい入っているかによって、持ち上げる力の入れ方を変えますよね。

脳に障害のある方は、麻痺によって関節の感覚や力の加減が難しくなってしまいます。

軽いものでも力を制御できずに、思いっきり持ち上げてしまったりするんですね。

そこには、麻痺によって筋肉が緊張してしまっているということもありますし、どのぐらいの力を入れたらいいのかが分からない・力の加減ができないということもあります。

そこで、認知神経リハビリテーションでは、いろいろな道具を使って身体とモノの関係性を再構築していきます。

写真のように、直径が違えばつまんだときに親指と人差し指の間の距離が違います。

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距離が違うということは、親指と人差し指の付け根の関節の曲げ具合も違います。

目で見ればすぐ分かりますが、これを目を閉じて判断できるように練習します。

指に意識を集中させて、しっかりと感じて考えます。

少しずつですが、感覚を取り戻していけるようにゆっくりと進めていきます。

次回は、イタリアに研修に行ったときのことを書きますね。

認知神経リハビリテーションはイタリアで生まれたリハビリテーションなんですよ


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現代思想の10月号に河本先生が認知神経リハビリテーションについて書かれています。ようやく内部から再検証されてきているみたいです。

事後報告ですが、学生にフェルデンクライスを紹介するときにPhysioStyleの資料を使わせていただきました(__)

資料はどうぞ使ってください!
現代思想も見てみます。

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