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痛み

こんばんは

先週ぐらいから右肩に痛みが出ました。

肩関節屈曲・伸展は問題ないのですが、外転がほとんどできません。

20度ぐらいで肩峰のあたりに痛みが出て、関節が抜けるような感じがします

腱板かなと思いますが、受傷機転が思い当たりません。


痛みについて、以前認知運動療法(認知神経リハビリテーション)のイタリアでのコースでテーマになっていたことがあります。

痛みというのは、身体に情報の不均衡が起こっているということでした。

身体を通して必要な情報を収集することができず、間違った情報を捉えてしまうのです。

痛みが起こると、その部位を意識しなくなる とそのコースでは言われていたのですが、私はどうしてなのか理解できませんでした。

痛みが起こるとその部位をいつもより意識するのではないかと思いました。

意識できないから、その部位に意識が向くように接触課題などを行なうと。


今回、肩の痛みが生じたことで最初は肩を気にしていましたが、だんだんと痛みによって肩を動かしたくなくなりました

そして、肩を動かす動作をしなくなり、だんだん肩のことを考えないようにしていました。

頭の中で痛みがないように考えようとすると、痛みのある肩自体がないように考えているようでした。

そのとき初めて、痛みのある部位を意識しなくなるということが理解できました。

痛みのある身体の部位を頭の中でないものとして処理してしまうのではないでしょうか。

脳血管疾患や整形疾患の方にも同じようなことが言えると思います。

麻痺によるもので認識できないということもありますが、痛みがあることによってその部位から得られる情報をカットしてしまうのではないかと思います。

動かさなくなることによって、廃用も起こります。

痛みがあるから動かさないのではなく、その部位をしっかり意識することが大事だと思いました。



近所にも春が訪れていました↓
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こんばんは

また少し寒くなりましたね。


久しぶりに認知神経リハビリテーションについて。

脳血管疾患で手の回復は時間がかかり難しいと言われます。

足も同じように重要ですが、手は足よりも複雑な動作が多く、機能的にもたくさんのものがあります。

それだけ神経支配も複雑で、脳の対応する部分も広い範囲を占めます。

複雑な仕事をしているからこそ障害されると、失う機能が大きいのです。


筋緊張が高くなってしまっている方が多いのですが、私は視覚的に意識しやすい手指からアプローチをすることが多いです。

症状によって違ってきますが、手指の触覚を確認しながらいろいろな素材を触って認識できるかを評価します。

感覚障害の程度によっては難しい方もいますが、根気良く続けます。難易度をいろいろと考えながら。

指先に意識を集中させることで筋緊張の抑制を目指します。自分で動かさないので、リラックスした手になることが多いです。

そして段階を追って、筋緊張を制御した状態で少しずつ自分で動かせるように進めます。

指先から指の関節の感覚、手首の感覚と進めることが多いですが、マニュアルはないので自分で考えながらです。

患者さんにも自分で考えながら練習をしてもらいます。

セラピストと患者さんは教師と生徒のようでなければならないとも言われます。

押し付けるように苦しいトレーニングをさせたり、何も考えずにできる反復練習ばかりさせたりするのはあまりよくありません。


自分で考えて、経験して、認識できて初めて学習できます。

患者さんがよくならないのは患者さんのせいではなく、原因は全てセラピストのせいだとある講習で聞いたことがあります。

なかなか回復が進まないとき、患者さんのせい、病気のせいにしてしまいがちです。

そこをセラピストが一緒に考えて導いてあげないといけないと思います。

ただ間違った問題の答えを教えるだけでは学習できません。

どこをどう間違えたのかを理解できるように、何度もやってみないといけません。


根気よく、わずかな変化も見逃さずにこつこつやっていくことが大事ですね

教師であるセラピストが患者さんを良い方向に導いていかなければいけないですね~

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問題-仮説-検証

こんばんは

今日も少し認知神経リハビリテーションについてです。

この間は、観察について書きましたが観察して特異的病理やプロフィールを作成してからどこにアプローチをするかを決めます。

どこに問題があるのか、認知過程を活性化させるかを決めて認知課題を決定します。


どの認知過程の変質によって、どの情報を認知することができないのかの仮説を立てます。

そして、認知課題を行って立てた仮説の検証です。

もしかしたら、立てた仮説は正しいものではなく、反証されるかもしれません。

仮説が正しければ、問題の原因になっていた認知過程を活性化させることができ、特異的病理の制御をすることができます

反証されれば、また最初の問題の部分に戻って仮説を立て直してからまた検証してみます。

この繰り返しです。

認知神経リハビリテーションに限らず、患者さん・クライアントさんにアプローチする場合はこの作業を行なうことが大事だと思います


内容とは関係ないですが今日トリミングに行ってきてキレイになりました

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観察その2

こんばんは

このあいだは、認知神経リハビリテーションの観察の中の外部観察(三人称の観察)を書きました。

観察にはもうひとつあって、それが内部観察(一人称の観察)です

一人称ということは、その人にしか分からない、その人が感じていることです。

その人が「どのように感じているのか」を聴取します。

目に見える運動の異常(特異的病理)と、目に見えない認知過程の異常(意識経験)の両方を評価してから始まります。

内部観察、意識経験については次のようなプロフィールと呼ばれるものを聴取します。


どのように動くのか

どのように認知するのか

どのように注意を使うのか

どのように言語を使うのか

どのように学習するのか

どのようにイメージするのか

どのように情報を構築するのか


これらは認知過程(知覚・注意・記憶・判断・言語)に関わりがあり、どの部分で認知過程に障害が起こっているのかを考察します。

このプロフィールを作成することによって、認知課題の設定につながります。

脳に障害が起こると、分からない(感じることができない)から動くことができないのです。

このプロフィールから、ここは練習して補わなければならない、というところや、ここは障害されていないから訓練に使用できるところなどを見つけることができます。


外から見たその人の動いている様子と、実際にその人が感じていることはもしかしたら違うかもしれません。

見た感じでは腕が特に動きにくそうだな、動きが異常だなと感じても、本人に聞いてみると全くそのようには感じていないかもしれません。

三人称的に見た観察と、一人称の観察を照らし合わせて、ここにアプローチするべき、というところが見つかるのかもしれませんね。

認知神経リハビリテーションでなくても、セラピストの思い込みで進めてしまっては、クライアントさんのためになっているのか分からないということです。


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観察

こんばんは

リハビリテーションでは患者さんを評価することから始まります。

評価の最初はまず観察することからですが、認知神経リハビリテーションもまず観察することから始まります。

観察の中にもいろいろありますが、外部観察(三人称の観察)といって患者さんを外から見た観察があります。

どのように動いているのかという、外から見た様子です。姿勢や動きの様子などを記録します。

そこで、大きく病態を分けて見ますが、それが「特異的病理」です

これは特に脳の障害によって見られるものを挙げます。


「伸張反射の異常」
筋肉が伸ばされたときに異常な動きが出てしまう反応です。

「放散反応」
ある部位を動かすと違う部位にも動きが出てしまう反応です。

「原始的運動スキーマ」
屈曲パターン、伸展パターンのように分離して動くことができない状態です。

「運動単位の動員異常」
動作を行なうときに必要な筋肉の使い方や力の入れ具合に異常が起こる状態です。


「どのように動いているか」を観察し、その動きがこれらのどの特異的病理の原因によって起こっているのかを明らかにします

そこから、どのような認知課題・訓練を行なうかを決めていきます。

まだまだ準備には他にもありますが今日はこのあたりで。


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